さよなら「ヘーゼルナッツ&チョコ」


今日知ったのだが、G Factoryの中でもっとも人気の高いスジャータの「ヘーゼルナッツ&チョコ」が製造中止になっていた。最初に「フレーバーコーヒー」と出会ったのは、28歳の時のアメリカ。(Madison,WI)
世の中に「こんなうまいものがあるのか!」と感動したなあ。

その後、「ヘーゼルナッツ&チョコ」の存在を知り、以降かならずこれを探していた。
2000年になって事務所を開設したら、近くのスーパーでスジャータの「ヘーゼルナッツ&チョコ」があった。

依頼、G Factoryでコーヒーといえば、「ヘーゼルナッツ&チョコ」だったのだが、寂しい限りだ。

商品はすばらしいと思うのだが、最初にみつけたスーパーでは、スジャータを探している、といっても、該当商品は別の棚に置いてあるり、店員がそれを知らないとか、最高の商品が最終の場面でお客と距離がある、なんとかできなかったのか….。

しばらくして、そのスーパーの店頭からは消え、スジャータを作っている「めいらく」さんへメールしたら、親切に電話をかけてきてくれた。そこで置いてあるスーパーを教えてもらったが、不便なのですぐネット注文に切り替えていた。

長らく愛用していただけに、今回の決定はショックが大きい。

しかし、私も映像によって商品のプロモーションを行う立場から、「良いものが必ずしもマーケットで生き残るとは言えない」現実を見ている。そこには大衆を相手にする商売の難しさがあると思う。
今回の「ヘーゼルナッツ&チョコ」の製造中止が、どのような事情によるものか知らないが、いつの日にか復活してほしい。


Comments (4)

  • palkey
    |
    2009/03/04 at 3:56 PM
    返信

    スジャータの「ヘーゼルナッツ&チョコ」ほどではありませんが、
    メロディアンの「スイートカフェキャラメル」もそれなりに…
    http://www.melodianhf.com/fs/melodian/gr57/8987

    ガジさんところで紹介いただいてから、ちょくちょく利用してました。
    無くなるのは寂しいですが、確かに需要は多くは無いでしょうね。

  • palkey
    |
    2009/03/04 at 3:56 PM
    返信

    スジャータの「ヘーゼルナッツ&チョコ」ほどではありませんが、
    メロディアンの「スイートカフェキャラメル」もそれなりに…
    http://www.melodianhf.com/fs/melodian/gr57/8987

    ガジさんところで紹介いただいてから、ちょくちょく利用してました。
    無くなるのは寂しいですが、確かに需要は多くは無いでしょうね。

  • gaji
    |
    2009/03/04 at 4:00 PM
    返信

    palkeyさん、こちらにコメントありがとうございます。
    メロディアンの「スイートカフェキャラメル」、試してみます!!

    以下ミクの方に書いた事ですけど、こちらにもアップしておきます。

    結局、商品とお客さんとの距離をどう埋めるか、という事を会社が一丸となって取り組めるかどうかだと思います。

    私はすごく気に入っていた商品です。またG Factoryでこれを使ってくれた人は、一定の評価があります。という事は、商品は良いということです。

    開発側は自信を持って、世に出しているはずです。

    では、営業やマーケティング部門は、この商品をどうとらえていたのか?

    スーパーで探してもない、これは致命的です。
    また、日本では「フレーバーコーヒー」の認知度はどうだったのか?このマーケティングの結果の「とらえ方」が、商品の運命を左右します。

    例え話ですが、靴の販売で世界中を回っていた人が、ある時、靴を履く文化を持たない民族と出会った。その時、「靴を履かない人たちに靴は売れない」と思うのか、「靴の新たな市場を発見した」と思うのか、そのとらえ方で商品の運命が決まります。

    私はスジャータを作っているめいらくさんとは取引はありませんが、すでに主力商品である普通のスジャータで一定の利益があると、その中での細分化した商品展開は、無駄だととらえられても仕方ありません。

    もし、この商品しか持たない会社があれば、これが売れないと倒産する、その会社の営業は、まったく違った手法で販売を展開しているでしょう。

    人生から喜びの1つが消えたのは寂しいですね。

    筒井康隆氏の小説で、世界中で毎月50個しか売れない高級石けんの製造を中止したら、特殊な原因による体臭に悩む50人の女性が自殺した、というものがありました。

    スジャータでこの小説を思い出すとは……。

  • gaji
    |
    2009/03/04 at 4:00 PM
    返信

    palkeyさん、こちらにコメントありがとうございます。
    メロディアンの「スイートカフェキャラメル」、試してみます!!

    以下ミクの方に書いた事ですけど、こちらにもアップしておきます。

    結局、商品とお客さんとの距離をどう埋めるか、という事を会社が一丸となって取り組めるかどうかだと思います。

    私はすごく気に入っていた商品です。またG Factoryでこれを使ってくれた人は、一定の評価があります。という事は、商品は良いということです。

    開発側は自信を持って、世に出しているはずです。

    では、営業やマーケティング部門は、この商品をどうとらえていたのか?

    スーパーで探してもない、これは致命的です。
    また、日本では「フレーバーコーヒー」の認知度はどうだったのか?このマーケティングの結果の「とらえ方」が、商品の運命を左右します。

    例え話ですが、靴の販売で世界中を回っていた人が、ある時、靴を履く文化を持たない民族と出会った。その時、「靴を履かない人たちに靴は売れない」と思うのか、「靴の新たな市場を発見した」と思うのか、そのとらえ方で商品の運命が決まります。

    私はスジャータを作っているめいらくさんとは取引はありませんが、すでに主力商品である普通のスジャータで一定の利益があると、その中での細分化した商品展開は、無駄だととらえられても仕方ありません。

    もし、この商品しか持たない会社があれば、これが売れないと倒産する、その会社の営業は、まったく違った手法で販売を展開しているでしょう。

    人生から喜びの1つが消えたのは寂しいですね。

    筒井康隆氏の小説で、世界中で毎月50個しか売れない高級石けんの製造を中止したら、特殊な原因による体臭に悩む50人の女性が自殺した、というものがありました。

    スジャータでこの小説を思い出すとは……。


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