ビデオサロンの5月号に執筆したその後

最近ブログを書かなくなった。一番の理由はFaceBook。そこそこ文字が書けて、なおかつ消費物でもあり、「いいね」がもらえて無自覚な「承認欲求」を満たしてくれる。おっさんには万能なSNSだ。しかし今日は久しぶり時間ができたのと、自分の中で一時代が終わり、新しい時代が始まったと感じるので、ブログに残そうと思った。
上の写真は現在(2017年8月)の音まわり。

2017年5月号で、久しぶりにビデオサロンさんに執筆させて頂いた。
今回の内容は「自宅にナレーションを入れるためのアナブースを作る」ということで、当社アナブースを紹介させて頂いたのだが、その時すでに購入予定だったWARM AUDIOのWA76を導入し、もろもろナレーション収録の環境が変わった。


アナブースのマイクは、まずマイクプリアンプの「TUBE MP」に入り、その後WA76へ。

実はいつの頃からか、ナレーション収録の時にアナブースでナレーターさんが「聞く」自分の声に、「ブー」というノイズが乗るのが気になっていた。

収録された音声にはノイズはないので、聞く環境のどこかに問題がある。収録環境をブラッシュアップしているので、聞くことも収録の内だから、これは我慢できない。
まず疑ったのは古い(けど高価だった)SONYのミキサー。これをメイン編集機からサブ編集システムへ移籍させのだが、全く問題は改善されない!(疑って悪かった)

時間をかけて問題をつぶしていった結果、なんとUSBオーディオインターフェースのUA-25(上の写真)が犯人!!
おまえは疑わなかったのに〜!!あんた半分デジタルじゃん。(つまりアナログ機器を疑ったということ)

そこで、9,000円台のミキサーのUSBを使ってみると、ノイズは乗らない!ということは、同等の価格帯のUSBインターフェースで良いじゃない?と思いTASCAM US-1×2を導入。
もうナレーション収録環境が別次元!!
ノイズが乗らなくなったのは、ナレーターさんもやりやすいと思うし、なによりビデオサロンに書いたように、FCPXで様々なエフェクターをいれて整音していたものが、TUBE MP〜WARM AUDIO WA76を導入したことで、入れるのはノイズゲートくらいになった。(場合によるけど)

さらに、色々とケーブル類とかやり替えたので、色んな変換が余ったり、そして音声分配に使っていたマスプロVSP4が余った。
これも昔から使っていたものだが、今でもAmazonで4,000円台で販売中!!

なくならないのがすばらしい。

FaceBookには、4月23日にWA76の箱の写真が上がっていた。私は音の専門家ではないので、今回は「リアル・ワンミュージック」の打表、石山さんにアドバイスを頂き、録音環境を再構築した。
音は見えない分、映像よりも「主観」が入るものではないか?という気がする。音の専門家の意見を聞くことで、より「素」の音、素材として上質な音、ということが分かった気がする。私にとっては大きな一歩だ。
ただし使っている機材はお金のかかっていないもので賄っているけど。


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