不動会様全国大会50周年

2012年10月21日。去年も書いてますが、今年もやってきました不動会様全国大会!!
ことしはなんと50周年!!すごい、半世紀の歩み。
思えば、私がこの仕事に参加させて頂いたのは、10年前。ちょうど40周年記念大会から。

(忙しくてブログが書けなくて、11月になってから書いてます)

今年は、「千と千尋の神隠し」のエンディング曲「いつも何度でも」を作詞作曲された木村弓さんが、50年の記念大会に花を添えてくださいました。(個人のブログなので、俯瞰の後ろ姿です)

千と千尋の神隠しをみてから、「いつも何度でも」を生で聞く機会があるとは思ってなかったです。

今年は、日本ガイシホールに設置されているオーロラビジョン(会場のモニター)に、開会式と決勝戦の模様を中継、同時に、その中継映像をネット配信(開会式はネット配信なし)するという今までにない試みに挑戦。

そのために選んだ機材が、Roland VR-3!!

ちょ〜お手軽!!しかし、すばらしい結果でした。

なんといっても、3カメの中継(+1台逃げ用)で、私が持っているビデオカメラは3台ともAX2000。なので出力もRCAで、VR-3の入力もRCA。ということで、このHD時代にRCAケーブル30mX3本、40mX1本を購入。ちなみに、ブラックマジックのスイッチャーも候補として考えたのですが、RCAの方がよかったので、VR-3に決定。

ネット配信用にはiMACを使用。使うソフトはWirecast。クリスさんと久しぶりにお会いして、ちょ〜ハイテンション。また時間ができたら遊んで下さい。

今年も実況はすーじーさん。毎年ありがとうございます!
録音はRoland R-44(会場のライン音声と、解説・実況のマイク音声。来年は試合コートの音声も録りたい)

すーじーさんはママになって初めての実況。今回「ライブ授乳」が配信できなかったのが残念。

いよいよ本番!!緊張の生中継。


Video streaming by Ustream

そして、これがVR-3からの配信映像!!前回は画質を優先して、コマ落ちがひどかったので、今回はスピード優先。VR-3はいい仕事をしてくれたが、画質とスピードのさじ加減が難しいなあ。

スタッフ揃って食事中。総勢14名。

今年も名古屋学芸大学からカメラアシスタントとして2名がバイトに来てくれました。

今日(11月2日)に、久しぶりに会って映画談義でもりあがった。


お子さんが不動会で空手を始めたCGスタジオTSUBASAの小林社長(右)。毎年お手伝い頂いてます。

今年もおなじみのカメラマンさんのご活躍で、収録は問題なく終了!

クリスグレンさんによるインタビュー。今回インタビューに熱心な少年ファンがいるということがわかり、彼にもインタビューしてあげたい。

編集も順調に終わり、DVDをDLTに出力。そこで従来のメニュー表示の表現を、今回は変更したいと依頼を受け、修正したものを新たにDLTの出力を始めたところ、なんとDLTドライブがぶっ壊れるという大惨事が!!

思えば2000年にDVDオーサリングの受注を始めた時のDLTドライブ。もう12年になる。その間にSCSI機器はなくなり、今ではDLT納品はこの不動会さんだけ。(たまにあるけど)

夜中にDLTがぶっ壊れたので、CG Studio TSUBASAの小林さんのところへ、このDLTを「使わないから、あげます」と言っていたのを、急きょ朝になって取りに行くことに。
ほんとに、これがあって助かりました。

で、故障した時に読み込んでいたDLTを、バラしてみました。初めてDLTの中を見た!!

ま、こんなもんでしたが、よく考えたれた設計はさすが。

これを機にプレス業者さんに、DLT以外の納品形態って、なにかあります?と聞いたところ、「プラントダイレクト」というやり方があって、それはディスクイメージを、DVD-Rなどのメディアに入れて出力するもの。

そのDVD-Rからスタンパーが作れるそうで、CSSにも対応、らしいです。

すでにDSPでも実績があるので、DVD-9でも大丈夫だと言われたので、次から「プラントダイレクト」にして、DLTにはさよならする時代がやってきました。


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