岩魚を開いて滝!そしてお茶して熊!

岐阜県の小坂町。先日、「そこが知りたい 特捜! 板東リサーチス」(CBC)で小坂町が取り上げられ、今日(7月30日)はかなりの賑わいを見せていた。7月31日の「スタイルプラス」(東海テレビ)でも岐阜県の名所を紹介していて、上海万博の時の取材先などがあり、ちょっとした岐阜通になっているのを実感。

今日はぬちぐすいワンズさん主催の「小坂スタイル 清流を味わう〜渓流魚の美味しさを知る〜」というイベントに参加!

朝10時、岐阜県下呂市小坂町湯屋の公民館に到着。そこでまずは魚を開いて、天日干しする。(この日は天候が曇りのため、乾燥機を使用)

生まれて初めてだと思うが、魚を開きにした!背中側からやる方法と、腹側からやる方法の両方にトライ。講師の方がいて、その人の指示で行うのだが、結構難しい…..しかしaiaiは意外にも上手かった。さすが主婦。

魚を開いたところで、乾燥させている間に、食事をすませて山を歩きます。ガイドの方がいて、色々と話を聞きながら散策。

散策コースのはじめは、がんだて公園「三ツ滝」(写真は最上部)。滝壺を上からみると、美しい緑色で、水の透明感がすごい。そして夏とは思えないくらいすずしい。

3段に重なる「三ツ滝」を、上から見たところ。この日はビデオしか持っていかなくて、この写真はビデオからの切り出し。そのため、グリーンがきれいな滝壺は、パンの途中だからお見せできない。

この岩は、なんと「御岳山」のミニチュア。これには語り継がれる伝説があり、参加者だけがその神秘に満ちた伝説と行者のすさまじい生き様と、村人との涙なくしては語れない交流を教えてもらえる。(個人の感想です)その他にも散策コースには、伝説が残る「鬼退治地蔵」や、伝説ではないが300年くらい前には、林業が盛んで山の中に立派な街が形成されてたそうだ。そこには遊郭などもあり華やかだったそうで、そう聞くと今は何もない山だが、その歴史と営みを感じ、ちょっとタイムトラベルな気分。

ガイドさんが途中で交代して、交代したガイドさんが次の現場でお抹茶を入れてくれた。お茶菓子も用意され、思いがけない野立がうれしい。

が、ここでなんと野生の熊と遭遇!!この時、民生のCX-170(ソニー)を持っていた私は、ズームするとワイコンとの関係で色収差がおこり、慌ててワイコンを外すのだが、オン/オフを間違えてしまい録画できていなかった!!

私は悪くない、悪いのはワイコンだ!

熊との距離は30m〜40mくらいだと思った。初めて野生の熊との遭遇。たぶん熊は人間になれている様子で、襲ってくるわけでもなく、退散するでもなく、お互いいい距離感だったようだ。

そして、山から下りると麓の「がんだて公園」で、朝開いた魚をいよいよ食べられる。背景にある岩肌が「巌立」(がんだて)で、約5万4千年前の御嶽山の大噴火によってできたそうだ。高さ72m幅120mの柱状節理の大岩壁。岩肌は無数の柱のように見える。

小坂町は自然に恵まれ、渓流魚の品質も非常に高いそうだ。3種類の魚を食べたが、どれもおいしかった!小坂町には5m以上の滝だけで200か所以上あり、「日本一滝の多い町」で、滝マニアにはたまらない滝の秋葉原だ。

また、森の巨人たち百選に選ばれたヒノキの巨樹もあるそうで、名古屋から約3時間で行ける小坂町は、リフレッシュするには丁度良い場所だと思う。


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