時代劇デビュー

人生の後半、まだまだなにがあるか分からないもんですね〜。なんとエキストラで、時代劇に出演。「時代劇」といういい方は正確ではないんですが、まだブログに細かく書かない方がいいと思って、ぼかしてます。オンエアは5月になってから、その頃にはまた書きます。

ご隠居&若旦那?今回は江戸時代の庶民役。なかなかいい着物なので、ちょっと若旦那風。お隣のご隠居は、いつも仕事でご一緒している井上さん

今日は久しぶりに芝居でも見に行くか〜!!というわくわく感を演出しつつも、演技は素人なのでぎこちない上に、自らが「芝居がかった」と思われます。

そして色々現場を手伝ってもらって、かつ編集も覚えてもらっている名古屋学芸大学の上岡君も出演。

リアルはち丸」ではない、上岡くん。これからの学生生活はこのスタイルでお願いしたい。彼には「Dragon Love」というすばらしい大作時代劇映画がある。(が、まだ見ていない)

今回この話を持ってきてくれたのは、いつも仕事でお世話になっているディレクターの武藤さん。

この出で立ちは、もちろん歌舞伎役者!いよ〜日本一!!

歌舞伎を見に集まる江戸時代の町民のみなさん。総勢5名。本番のアングルなので、ほとんどの出演者は背中しか写らない。

が、なんと「いたばんさん」という役が回ってきて、「おでかけですか?れれれのれー」なのだ。唯一顔が出るであろうと思われるカットだが、どういうサイズで撮影しているのか、またどういう状況で掃除しているのか、まったく分からず….。

自分の現場での演出では、「感情が動いて動作が起こる」と力説しているので、状況を教えてもらったほうが、やりやすい。つまりおなじ「掃除」の「動作」でも、「今日もお客は来ないだろうなあ….」なのか「いつも大盛況で掃除も楽しい」なのか、感情は動きを変化させる。

ということで、これを言わないと動けないというのを改めて実感する機会となった。ただ、撮影されている画角については、役者に伝えなくて良い、というのが役者をやった感想。

というのは、もし「ほうきのアップ」といわれたら、足下しか撮影していないということになり、表情などに注意が向かなくなる。だから全身で演技するためには、「今はどこの撮影だよ」って言わない方がいい。ま、じつは言ってくれた方が気持ちは楽になる、というのも実感。

今回は他人の現場だけど、エキストラ用にaiaiにメイキングを撮影してもらった。子供の頃から時代劇は見ていたが、人生でこのかつらをかぶる日がくるとは、まだまだ「思いがけないこと」があるもんだな〜。


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