DVダビング

DV撮影テープを、クライアントさんがチェックするために、ワーク用のDVテープにダビングすることになった。
クライアントさんの環境は、DVCAM非対応だ。

通常はDVカメラから、HDVウオークマンにDVケーブルで入れればOKなんだけど、ちょっと試したくなり、DSR-80から、HDVウオークマンに入れてみた。

DSR-80には、DVケーブルが刺さらない。あるのはSDI、Component、S映像、Composite、さらに音声出力はキャノン端子しかない。

で、もっとも簡単に、DVダビングできる方法として、すでに生産中止のソニー製メディアコンバーターを使ってみた。上の写真の矢印の先にあるやつ。
これはビデオサロンに、iChatを用いた遠隔編集の打ち合わせで用いる、とチョ〜マニアックな事を書いたが、そもそもこういう用途で開発されたものだ。

メディアコンバーターでは、S映像とCompositeが使えるので、S映像を使い、音声はDSR-80のヘッドホン端子から取った。う〜ん、すばらしい…?

で、なんでこんな回り道をするかと言うと、FCPからDSR-80に書き出す時に、今回のクライアントさんがDVCAM非対応だから、DV形式で渡してあげたい。

その時に、SDIとか、RS-422Aのコントロールとかのシステムを、DVに変更しなくても、DSR-80のスルー映像がHDVウオークマンに入ってくれる。TCは適当になっちゃうが、確認用ならFCPでTCを付けるからOKでしょう。

ということで、5月から始まる仕事の準備が今日完了。
だが、これから納品まで、ダッシュが始まる。


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