One Sauce 3 use

名古屋栄東急イン。11月5日の朝から、ここでイベントがある。イベントでは会場のプロジェクターへ投影する映像と、Ust配信の映像が必要である。さらに、それが録画できればなお良い!ということで、東急インさんのご協力のもと、実験をさせて頂いた。

夜10時からにもかからず、親切に対応して頂いて助かりました!

Wirecastに、イベント用のテロップやフリップを用意。事前にP in Pの登録ができたり、やはり使えるぞWirecast。

11月4日の夜、名古屋栄の東急インでの仕込みを終え、朝7時からのイベントのため部屋をとった。aiaiは余裕だが、私は明日の原稿の最終チェック。

今回のやり方での最大の特徴は、

1)会場のプロジェクターへの投影

2)Ustによるネット配信

3)HDDへの録画

という3つの役割をWirecastに持たせるということ。

しかし問題もあり、Mac内部のファイルに音声がある場合、それを会場に回してしまうと、Ustのために入ってくる音声ミキサーを考慮しないと、ちょ〜ハウリング状態に陥る。このあたりを十分に検討する時間がなかったため、今回はMacからの音声出力のあるファイルの再生はやめ、会場のDVDプレーヤーから映像、音声をもらい、写真のスイッチャーに入れることにした。

実際にこれで運営してみた結果だが、プロジェクターへの投影と録画映像はエンコードの関係でカクカクになる。圧縮の選定もあると思うが、FW800接続の外付けHDDに入れた録画映像は、時間とともに音声とのズレが生じている。

できれば、HDD録画からDVDができればなんて思っていたが、画質は使い物にならなかったため、結局テープを回していたので、そこからDVDは制作した。だが音声はクリアーに収録できていて、音声バックアップということでは、十分役立つことがわかった。

会場のプロジェクターへの投影を行いつつ、ネットでも同じ映像を流したいという用途の場合、予算によっては提案して良い方法だと思った。だが録画はネットでのアーカイブなどの用途に限っていえばありかもしれない、というところだ。

ただし、画質は私が使っているスイッチャーがS映像入力の民生機である点も大きい。

今回は初めてのことで、実験的な目的もあったが、イベント会場での映像が駒落ちしても、大変よい評価を頂いた。これは「求めるものがどこにあるのか」ということで、低予算でも十分な結果を得られる方法として、間違いなく使える!

DVDの制作まで考えると、デッキを用意してスイッチャーにつなぐべきだが、今回は収穫も多く勉強になった。


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