先日、日本空手道不動会さんの関係の仕事で、ソニーのCX-170というビデオカメラを、会の方が使われているのを見た。
仕事では使えないだろうと、店頭にあってもまったく素通りするカメラだが、触ってみたらその驚異の性能に、おもわず購入!!!!
じつはチャット用のWEBカメラとして使っているHC-90に、テープが入らなくなり、無理矢理テープの挿入部を分解したら、なんとも可哀想な状態になってしまった。(でも電源ははいるし、スルー映像は出せる。)そこで小型のビデオカメラが欲しいと思っていたところ。
初めて買ったAVCHDのカメラ、SR-12との比較。SR-12は最高画質でも16Mbs(時代を感じる)だが、CX170は24Mbsで撮影できる!しかも光学25倍ズーム!さらに驚異の接写も可能!!!!!しかもズームレバーの「ねばり」が効いて、「表現」として使えるズームになっている!!!!
ワイコンはHC-90用に買っていたものが、ぴったり合う。ワイコンをつけてもかなりの軽さ。しかも暗い所に強い。まさに仕込みカメラとしては最高の一品と言える。しかも2月には後継機のCX-180が発表になっていて、現在店頭在庫が安く手に入る。この価格でこの性能!!
そんな完璧なCX-170だが、どうしても納得できないのが「バッテリーの仕様変更」。赤丸のところの突起の大きさ、ボディへのマウントの変更があり、古いバッテリーが使えない!!!
NP-FHの型番のバッテリーは、新しい型番のNP-FVのバッテリーで駆動するカメラに装着できないが、その逆は使える。だが、通常ビデオカメラを買う場合、すでにあるバッテリーなどの資産を有効活用したいと思うのが、ユーザーの心情ではないか。
GH2では、バッテリーの規格の変更をしたうえに、AC電源さえも別売にする悪魔のような手段!
…….でもないと不便だから結局買ってしまう……。
もう少しユーザーに優しいメーカーになってはくれないのか….特にデジイチ動画カメラは、どうも「意図的に手抜き」だし。(マイクの外部入力があっても、ヘッドフォン端子がないとか)
だめもとでNP-FH型のバッテリーの突起を削って、CX-170にマウントしてみた。だってこのバッテリー、SR12を買ってから、一度も使っていない!でかいバッテリーを買ったら、付属品の出番はまったくなかったのだ。
で、まず削ることでCX-170にはマウントできる。しかし、CX-170では充電できない。そこでSR12で充電。
そして、フル充電でCX-170に装着。電源をいれて数分。
「このバッテリーは使用できません」という警告が出た。
まあいきなり過電流でCX-170が壊れることを思うと、安全に「使えません」と警告してくれるのは親切だが、「それでも使えてほしかった」…..。
で、ワイコンのレンズカバーをなくしていたので、aiaiに作ってもらった。紙袋に頭を突っ込む猫のようだが、これはこれでなかなか良い。USTREAM用のナビゲーターとゲストを撮影する卓上カメラとして、仕込みカメラとして、そして、あまりに小型高性能なので、ちょっとお出かけの時に持っていきたくなるカメラだ。
これからその画質も検証していきたい。