京都へ

現在制作中のCMが、ほぼ完成形が見えてきた!そんな土曜の午後、日本空手道不動会さんの幹部合宿へご招待され、京都に行ってきました。これが最後となる愛車での遠乗り。この車で、名古屋高速を走ることはもうないだろう。

今回、ルートはiPhoneのマップで検索。名古屋高速〜東名阪〜新名神のルートが良いということで、初めて新名神を利用。自宅から京都の目的地まで2時間弱。京都が近くなったと思う。

料理旅館で宴席が設けられました。私は撮影があるので、半分仕事モード!

しかしとっても楽しませて頂きました。

舞妓さん、芸子さんは、初めてみました。

舞子さんから名刺のシールをもらって。それを財布に貼ると「お金が舞い込む」そうで、aiaiが頂きました。

土曜はまったく観光できなかったので、日曜の朝、名古屋に帰る前にホテルの近くにある西本願寺へ。

入ると、すぐ枝振りがなんとも素敵な大銀杏がありました。何年も後に、この形となる事を想像して木の手入れをする、ここはあらゆるものが時間を超えている感じ。

しかし、そんな重厚な建築も、補修ではなぜかおちゃめな演出がある??魚ととっくり。これは何年の補修で、どういう意図があるのか?西本願寺の懐は深い。

「見真」(けんしん)と書いてある。それは「親鸞」の事であるそうだが、後で調べると、どうも意見が対立する事があるようで、この額を降ろすとか、降ろさないとか議論があるらしい。おちゃめな補修がナイスな西本願寺だが、本道では譲れないものがあるようで…..。

これはそもそもの建築がこのようになっていたのか、近代の補修でこうなったのか、立派な「雨とい」がある。

その雨といは、4体のフィギュアが支えている(本当は中央に支えがあるが、見えにくい)。この4人は誰だ?

雨といを支えるフィギュアのまねをしてみるaiai。タイでも同じような写真を撮ったな〜。

これがそのタイでの写真。日本のものの方が「我慢」している感じが強い。

そんな雨といをみて、象を発見したaiai。ますますタイっぽい。

こうしてみると、改めてインドが発祥の地なんだと思わせる。仏閣って、アジアンテイストなんだ。

この写真は灯籠の屋根。龍なんだけど、口から舌を出している。それが象の鼻を思わせる。1636年の建立時からあったとして、きっと1600年代の灯籠デザイナーは、「中国っぽく龍にしたいけど、クライアントさんは象がいいって言うし….」ということで、じゃ、遠目には象に見えて、近くでは龍のこのデザインにしよう〜!なんてノリでできたのかなあ〜。普通に考えると、この舌はデフォルメしすぎな気がする。

でもこのデザインの素案を見たクライアントさんは、「おお〜スゲー!!龍が象のように感じられる」という龍と象のコラボレーションがまさにど真ん中だったに違いない。

「じゃ、これでいきましょう〜」なんて2009年の人間が勝手に想像するけど、実は組み立てる為の「人力クレーンで屋根を吊るため」という実用上のデザイン?

そんな疑問を残しつつ、京都を後にし、今日月曜日は編集の真っ最中!!


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